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城彰二氏 光った佐野海舟の“回収率” 守備力が必須の強い相手には有効 オプションになれる

[ 2025年6月11日 04:45 ]

サッカー26年W杯北中米大会アジア最終予選最終第10戦   日本6-0インドネシア ( 2025年6月10日    パナソニックスタジアム吹田 )

<日本・インドネシア>前半、試合に臨む佐野海(右)(撮影・西海健太郎)
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 【城彰二 視点】インドネシアがオーストラリアよりプレーの強度が低かったこともあったが、やはり久保、鎌田、遠藤ら主軸が先発に入ったことで、経験の少ない周りの選手がしっかり生かされていた。0―1で敗れた5日の試合では、森保監督は主軸を温存し、新戦力に対してあえて厳しい環境を与えたと言っていたが、若手は経験の多い選手を頼って成長していくもの。オーストラリア戦ももっと早く遠藤、久保らが出ていれば、また違った結果になっていたかもしれない。

 この日、個人で光っていたのは佐野海舟。ボールの“回収率”はさすが。遠藤の守備の負担をかなり減らしていた。2人の連係も良かった。ボランチには守田、田中碧も控えるが、海舟はそこにも割って入っていける存在。特に守備力が必須の強い相手には有効だ。オプションになれる力を十分に見せた。

 今回の最終予選では、ボールを失ったあとの守備への切り替え、プレスバックがチーム全体に浸透していた。これは本大会でも必ず生きてくる。一方で、攻守における連係面では課題を残した。アジアでは経験できない強い相手には、個人技で打開できない場面は多くなる。そうなったときに組織でどう崩すか、どう守るか。メンバー選考も含めて今後の大きなテーマになりそうだ。 (元日本代表FW)

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