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【天皇杯】京都が奈良を1―0で下す 福田が「間に合わないと思った」場所から全速力の殊勲弾

[ 2025年6月11日 22:28 ]

サッカー天皇杯2回戦   京都1―0奈良 ( 2025年6月11日    サンガスタジアムbyKYOCERA )

京都・チョウ監督(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 京都が後半42分のDF福田心之助(24)のゴールで何とかJ3奈良を振り切った。チョウ貴裁(チョウ・キジェ)監督は「他を見てもJ1が3チーム負けている。この試合も僅差になると思っていた」と振り返ったように、我慢を強いられる試合になった。

 奈良のシュートは1本に抑えた。しかし、攻撃はハーフまでラインを押し上げる奈良守備陣にオフサイドを連発してゴールに至らない。「じれずに、変な失点をしないように」チョウ監督の指示通りに守備陣は耐えた。その結果が後半42分に結実する。

 交代出場したMFレオ・ゴメス(28)、FW原大智(26)が仕事をした。レオ・ゴメスから左に展開し、DF須貝英大(26)が原にクロスを入れると原はGKを引き出して右にパスを出した。「誰かいるだろうと思って」と原。しかし、思った場所には誰もおらず、右サイドの離れた場所にいた福田が全速力でボールに向かって相手DFと交錯しながらゴールした。「あそこに来れるのがシン(福田)の良さ」と原も絶賛したシーンだった。

 福田は「最初は間に合わないと思ったんですけど。流れてくるなって思っていたので。遅れたと思ったんですけど、相手もちょっと待ったというか、間があったんで。今なら行かないより行った方がいいなと思って(右足を)振りにいきました」とゴールシーンを振り返る。DFと脛でぶつかって喜びよりも痛みが襲ったが「チームが勝つなら全然」と痛みを忘れて笑顔で答えていた。

 得点は復帰したFW原がGKを引き出して大きく右に出したボールを福田が長い距離を走って相手DFと交錯しながら決めたもの。「遅れたと思ったんですけど、行かないよりは行った方がいいなと思って」と走力と根性を見せつけて胸を張った。

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