×

平河 堂々のA代表デビュー 有言実行の強烈ミドルシュートも「経験で終わらせたくない」

[ 2025年6月6日 04:43 ]

サッカーW杯アジア最終予選C組   日本0ー1オーストラリア ( 2025年6月5日    パース )

<オーストラリア・日本>後半、競り合う平河(左)
Photo By スポニチ

 平河が堂々のA代表デビューを果たした。今回選外のMF堂安とMF伊東らが担ってきた右ウイングバック(WB)で先発。「どんな展開であってもシュートを2本打とうと決めていた」と、前半37分には右足、同44分には左足で強烈なミドルシュートを放った。得点にはつながらなかったが、有言実行で「2本を打てたのは最低限。ゴールへの意識は持てた」と一定の手応えをつかんだ。

 細かいボールタッチと緩急をつけた独特のドリブルが武器のサイドアタッカー。パリ五輪に出場した昨夏、町田からイングランド2部ブリストルCへ移籍し、主力として36試合出場2得点と活躍した。昇格プレーオフに敗れ、惜しくも世界最高峰のプレミアリーグ昇格に届かなかったが「メンタルや環境の順応、強度で強い刺激を受けた」と言う。クラブでは右MFが主戦場だが「左右そつなくこなせる自信はある」と、両サイドをこなせるのも大きな武器だ。

 山梨学院大時代は無名で、「代表なんて考えたこともなかった。パリ(五輪代表)に入れたことが一つ自信になり、A代表への思いも徐々に出てきた」と振り返る。渡英時に掲げた2つの目標は「日本代表」と「プレミアリーグ」。1つ目をクリアしたが、既に目線はW杯出場に向いている。

 A代表初舞台で痛感した差、つかんだ手応えの全てが今後の血肉となる。「これからもっと試合を重ねて個人的に成長できるようにしたい。経験で終わらせたくない」と平河。ここから北中米ロードへ割って入っていく。

 ◇平河 悠(ひらかわ・ゆう)2001年(平13)1月3日生まれ、佐賀県鹿島市出身の24歳。佐賀東―山梨学院大。21年9月に23年からの町田加入が決まり、特別指定選手として21年12月の新潟戦でプロデビュー。23年6月にパリ五輪を目指すU―22日本代表に初選出。昨夏に町田からブリストルCへ期限付き移籍し、パリ五輪にも出場。1メートル71、70キロ。利き足は右。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

サッカーの2025年6月6日のニュース