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森保ジャパン 底上げへ最終予選9人初先発も「経験足りなかった」 16年ぶりオーストラリアに敗れる

[ 2025年6月6日 04:45 ]

サッカーW杯アジア最終予選C組   日本0ー1オーストラリア ( 2025年6月5日    パース )

<オーストラリア・日本>後半、頭を抱える森保監督(撮影・小海途 良幹)
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 日本代表は第9戦でオーストラリアに0―1で敗れ、今予選初黒星を喫した。既にW杯出場を決めており、森保一監督(56)はDF関根大輝(22=Sランス)、MF平河悠(24=ブリストルC)、MF俵積田晃太(21=FC東京)を先発でA代表デビューさせる大胆采配。計9人が最終予選初先発で戦力の底上げを図ったが、不発に終わり、オーストラリアに09年6月以来16年ぶりに敗れた。

 89分間は主導権を握っていたが、最後に隙を突かれた。後半45分の失点で、今予選初黒星。フレッシュな顔触れが並んだ森保ジャパンは、2位突破に懸ける本気のオーストラリアに屈した。指揮官は「技術的にもフィジカル的にも劣ってはいなかった。経験の部分で今日は足りなかった」と悔しさをにじませた。

 普段は慎重な森保監督が大胆采配に出た。関根、平河、俵積田がそろってA代表デビュー。3選手が同時に先発で初出場を飾るのは、23年3月に発足した第2次政権では初だった。最終予選初先発は合わせて実に9人。「最強、最高のチームでW杯に挑むには2、3チーム分の戦力が必要」と選手層の底上げがテーマだった。MF遠藤、MF久保はベンチに温存。指揮官は「(主力が)助けてくれるからいいプレーができたということにつながるかもしれない」と、あえて厳しい環境に新戦力を送り出し、勝負に出た。

 両翼を担った平河、俵積田の思い切りの良さは目立った。鈴木唯も随所に光るプレーを見せた。ただ目に見える結果は出せず、主力を脅かすインパクトは残らなかった。今回の2連戦は7人を初選出。体調面を考慮して三笘らコアメンバーを外して前回の活動から14人を入れ替えた。第2次政権で招集した選手は計66人を数えるが、この日も違いを見せたのは鎌田と久保の常連組だった。

 今回招集された27人のうち半数以上が、厳しいサバイバルの崖っ縁。「“試したから負けた”で許されるとは思っていない。W杯までの結果次第では自分がそこ(W杯)で指揮を執るかも約束されていないと考えた中、自分自身も考えた上で、こういう起用をしている」と指揮官。最高の景色を見るために、次戦インドネシア戦も試行錯誤を重ねる。

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