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新潟 堀米主将 降格圏19位からの巻き返しへ 「100%を出し続けたい」

[ 2025年6月5日 07:43 ]

ビルドアップの精度向上を目指す新潟・堀米
Photo By スポニチ

 J1新潟は3日間のオフが明けた4日、新潟・聖籠町のアルビレッジで練習を再開した。消化が1試合少ないものの、リーグ前半戦は、開幕当初に結果が伴わずに選手に迷いが生じたことも影響し、3勝7分け8敗で降格圏の19位。DF堀米悠斗主将(30)は後半戦に向け、苦手のハイプレスにもしっかり対応して勝ち点を積み重ねていく決意を語った。

 一般公開されたこの日の練習には、サポーター約250人が訪れ選手たちを激励。前節の名古屋戦を0―3で落としたチームもそれに応えるように、互いに高い要求をし合って汗を流した。「雰囲気も暗くなかったし、しっかりリフレッシュできたと思う」と前を向く堀米は、J1残留が懸かる後半戦へ集中力を高める。「一試合も無駄にできない。勝ち点をいくつ積むというより、目の前の試合に100%を出し続けたい」と覚悟を語った。

 リーグ前半戦は「(樹森)監督が描いているものを表現しきれなかった」という。キャンプでは選手の立ち位置を昨季とは変え、パスをつないで前進させることに取り組んでいた。しかし、開幕当初は結果につながらず、守備の改善やプレスのリスク回避に目が行くうちに「監督も自分の色を出せなくなっていった」と感じた。

 第18節の湘南戦を前にスタッフ陣と率先して話し合い、チームとして迷いがあった攻めのスタイルを再確認。方向性は定まった中で「(相手守備の)ファーストラインを安定して越える」ことを後半戦の鍵とする。多くのチームが用いるハイプレスに対し、攻めの“入り口”をつくり続けるために「(プレスを)かいくぐっていくバリエーションを増やしていくことが大事」と言い、15日に行われる次節の横浜M戦までの中断期間を有効活用する。

 オフには家族と旅行に出かけ「一回(気持ちを)リセットできた」と笑顔。さらに練習後には、金髪から少し紫が入った髪色に変えて気分も一新した。まずは11日の福山シティFC(広島県代表)との天皇杯2回戦でいい内容と結果を残す。「一番大事なのはリーグ戦。今、チームが目指している成功体験を積むという意味でも勝ちきりたい」。頼れる主将が後半戦もチームをけん引する。(西巻 賢介)

 ○…5月の練習試合で左手薬指を痛めたFW小野が、後半戦での巻き返しを誓った。腱が切れて完治には手術が必要だが、3~4カ月はプレーできなくなるため回避。練習ではテーピングを施してプレーし、試合に出場する準備もできている。副主将として責任感も強い32歳は「自分が入って勝てるように、チームがいい方向に行くように、ピッチの中でも外でもできることをやる」と決意をにじませた。

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