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新潟 今季初のリーグ戦連勝へ 小見「ゴールも取りたいが、勝てればいい」

[ 2025年5月31日 04:00 ]

攻撃陣をけん引している新潟・小見
Photo By スポニチ

 3勝7分け7敗で降格圏の19位に低迷しているJ1新潟は、31日にアウェーで明治安田J1リーグ第19節の名古屋戦に臨む。今季初の連勝へ、鍵を握るのは前節に決勝ゴールを挙げて好調のFW小見洋太(22)。昨季のルヴァン杯決勝では2ゴールをマークしながらもPK戦の末に惜敗した相手から勝ち点3を奪い、チームを波に乗せる。

 1月のキャンプではトレードマークとも言える丸刈りだったが、今は「元々、はっきりとした金色にしたかったので気に入っている」という金髪がなびくほどすっかり伸びた。プレーの方もプロ5年目にして伸び盛りの小見は、名古屋戦に向けて「ゴールにつながるプレーを表現したい」と言葉に力を込めた。

 今季の小見は攻撃陣のけん引役としてボールを奪われない。「前への推進力」は以前からの持ち味だったが、昨季までは相手の寄せに対してボールを失わないためにワンタッチで離すことも多かった。意識が変わったのが第6節の町田戦。日本代表歴のある相手DF中山に対し、ボールをキープした後に前を向いて前進するプレーが通用し「余裕を持っても大丈夫だと気づいた」と意識が大きく変わった。

 以降はボールを奪われずに持ち運ぶ機会が増え、第16節の浦和戦では先制点のきっかけになるドリブルを見せ、前節もゴール前のボールキープで谷口の同点弾に絡んだ。その後に決勝点となる今季2点目も決めて今季のホーム初勝利に貢献し、試合後は涙のインタビューで感動を呼んだ。勢いそのままに今季初の連勝を懸け、昨年11月のルヴァン杯決勝でPK戦の末に惜敗した因縁の相手との対戦に臨む。途中出場で2得点を決めながら勝利につながらなかった悔しさは忘れていない。「あの悔しさをエネルギーに変えて、必ず勝ち点3を取り切ることを意識したい」と誓う。

 16位の名古屋とは勝ち点差が4。勝てば差を縮められるだけでなく、17位のFC東京、18位の横浜FCの結果次第では降格圏を脱出できる。一つでも順位を上げるためにチーム一丸で連勝を目指す。

 小見は「目の前の敵が最強の敵。ゴールも取りたいが、勝てればいい」と言う。自身の2戦連続ゴールよりも、欲しいのは勝ち点3。そして見たいのは、サポーターの笑顔だ。(西巻 賢介)

 ○…前節の湘南戦で今季初得点を決めたFW谷口は、2試合連続での先発出場が濃厚だ。前節は1トップで起用され、両チーム最多のシュート5本。体を張ったプレーも随所に見せ、後半の小見の決勝弾をアシストした。名古屋は守備では人数を掛けてゴールを守ってくるが、昨季のルヴァン杯の決勝ではクロスから頭でゴールを奪っており「相手の出方を見て隙を突きたい。結果を求めてやりたい」と2試合連続ゴールへ向けて意気込んだ。

 ○…名古屋は5勝5分け8敗で順位は16位だが、直近5試合は2勝3分けと負けがない。26失点はリーグ最多タイ。ペナルティーエリア内での失点は25、後半に喫した失点は20と、いずれもリーグ最多。攻撃ではドリブル数がリーグ19位、被タックル数が同最少と球離れが早い。また、21得点のうち、セットプレーから9得点している。

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