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新潟GK吉満大介 最後方からチームもり立て“2連勝”へ「次はフィールドプレーヤーにヒーローが」

[ 2025年4月9日 04:00 ]

GK練習でセーブする吉満
Photo By スポニチ

 J1新潟は9日にアウェーでJ3松本とルヴァン杯2回戦を戦う。GK吉満大介(32)は、PK戦までもつれた末に勝利した1回戦のJ3八戸戦に続いての先発出場が濃厚。6日の神戸戦で9試合目にして待望のリーグ戦初勝利を挙げて波に乗るチームを最後方からもり立て、“2連勝”へと導く。

 活気あふれる、ハツラツとした声が、心地よい春風に乗ってピッチに響く。吉満の大きな声も一段と弾んだ。各選手の動きや表情にも目配せした32歳は「こわばった表情というより、引き締まった表情が多かった。いい形で試合に入れると思う」と松本戦を見据えた。

 チームは6日の神戸戦で、今季リーグ戦初勝利を挙げた。その歓喜を迎えるまで、実に開幕から9試合もかかり、リーグ戦での白星も昨季から通じて18試合ぶりだった。待ち望んだ勝利に、もちろん安堵(あんど)はある。それでもベテランは「ここがゴールじゃない。次も勝って、また次につなげることが大事」と言い切る。

 2戦連続でヒーローになることは望まない。八戸との1回戦はPK戦までもつれ込んだが、3人目を見事にセーブし、勝利の立役者となった。今回の松本も八戸と同じカテゴリーが下の相手。再び下克上を狙う相手で難しさはあるが、90分で勝つのが理想だ。「次はフィールドプレーヤーにヒーローが出てくれれば」と願った。

 苦しい時にこそ支えになる。勝てない時期も、精神的な支柱として顔を上げ続けていた。先発出場となれば、今季2試合目。出番こそ多くは巡ってこないが、準備はしてきた。「ビッグセーブがないのが一番だけど、中の選手たちが苦しい時に、踏ん張れる声掛けはできる」と最後方からチームを支えていく。

 3月29日から今月13日までの短い期間で組まれている公式戦5試合で4試合目。心身ともに各選手の疲労は蓄積していたが、6日の勝利でメンタルは回復した。「相手をのみ込むような迫力を持った守備、攻撃。自分たちのペースに持っていくためにも、入りから集中していきたい」と吉満。やっとの思いでつかんだ上昇ムードは、簡単には手放さない。(大島 享也)

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