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新潟DF堀米主将 苦手・神戸から気持ちでつかみ取る今季初勝利

[ 2025年4月6日 05:00 ]

神戸戦に向けて調整する堀米
Photo By スポニチ

 J1新潟は明治安田J1リーグ第9節の6日に、東京・国立競技場で2連覇中の神戸と対戦する。最下位に沈むチームに今季初勝利をもたらすため、6季連続で主将を務めるDF堀米悠斗(30)は体を投げ出して戦う覚悟だ。未勝利の重圧をはね返して難敵から勝ち点3を奪い取り、巻き返しへの足掛かりとする。

 8試合を消化してJ1唯一の未勝利(0勝4分け4敗)に加えて最下位。ましてや今節は、23年のJ1昇格以降の対戦成績が1分け3敗と勝利がない神戸が相手だ。難しい状況は続くが、初勝利だけを見据える堀米主将は、5日の練習後の報道対応で現状を冷静に捉え、覚悟を示した。

 「間違いなく今の勝ち切れないという状況は、必要以上に重圧を自分たちに与えている。乗り越えるためには、一体感を持って、声を掛け合って、体を投げ出して、大げさに言ったら頭を蹴られても守るくらいの覚悟が、この大きな壁を乗り越えるためには必要」

 今季の契約更新で「J1でさらに上を目指し、タイトルを取るため、生き残るために何が必要かを考えると、今は喜びより強い危機感を募らせています」とコメント。その後も事あるごとに危機感を口にしてきた中で、予感が的中したかのように苦戦している。

 現状打破へ、手をこまねいているわけではない。0―1で敗れた前節の福岡戦後にはチームメートに向かって、現在の取り組む姿勢を肯定した上で「勝てないということは日々の自分に対して厳しく、もっと質を上げていかないといけない」と鼓舞した。3月のG大阪戦前に太腿裏に張りが出て直近の2試合は「大事を取って休んだ」。ともにスタジアムで観戦し、福岡戦については「背後への意識がキャンプでやってきた時より薄まってきている」と感じ、神戸戦に向けて最終ライン裏を狙う攻撃の重要性を再確認。守備面では鍵となるセカンドボール争いを制するため「いい距離感で挟み込めるようなコンパクトさが必要」と力を込める。

 「まだ何も終わっていない。本当に連勝すれば見える景色、置かれる立場は変わる。まずは一つ、必ず結果をつかみ取る」。明るい未来を信じ、まずは好転するきっかけとなる1勝をたぐり寄せる。(西巻 賢介)

 ○…神戸戦で現在の国立競技場に初めて訪れるという樹森監督は2連覇中の王者と同様、高い士気を持って臨む。旧国立競技場は専修大時代の大学日韓定期戦などでプレー経験がある。前橋商時代は全国高校選手権で目指していた場所で、憧れも強かっただけに「(選手も)国立でやれるのはモチベーションが上がる。国立で神戸に勝てば、ただの1勝以上の大きな勝ち点3」と強い意欲を示した。

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