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王者・神戸が意地のドロー 武藤欠場もFW佐々木が後半56分に決めた!!

[ 2025年2月27日 06:00 ]

明治安田J1リーグ第3節   神戸1―1京都 ( 2025年2月26日    ノエスタ )

<神戸・京都>後半、ボールをキープする神戸・佐々木(右)(撮影・中辻 颯太)
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 明治安田J1リーグは10試合が行われ、3連覇を狙う神戸はホームで京都と1―1で引き分けた。昨季リーグMVPのFW武藤嘉紀(32)を負傷で欠く中、開幕から3試合連続ドロー。1点を追う後半アディショナルタイムにFW佐々木大樹(25)が起死回生の同点弾を決めた。岡山はホームでG大阪に2―0で快勝し、2勝目。湘南は浦和に2―1で競り勝ち、J1ではクラブ初の開幕3連勝で単独首位に立った。

 手負いの王者が、底力を見せつけた。1点を追う後半アディショナルタイム。大迫のバックヘッドに抜け出したのは、今季からクラブのエース番号13を背負う佐々木だ。「僕は信じて走るだけだった。あとはうまくトラップできた。いつも1対1は良いイメージがないんですけど、あの場面はスローでした。決められる確信がありました」。DF2人に寄せられながらも右足を振り抜き、劇的な同点弾を叩き込んだ。

 公式戦8連戦の最中で負傷者が続出。昨季リーグMVPのFW武藤も名古屋戦で負傷しベンチから外れた。すでにDF酒井やMF井手口、FW宮代ら主力級が離脱。サブメンバーにGK2人を入れなければならないほど選手層は薄くなっているが、その危機的状況が佐々木に火を付けた。

 後半43分に決定的なチャンスを逸し、同50分の大迫のヘディングシュートはオフサイドでゴールを取り消された。だが「最後まで諦めずにやるのがチームの基準」と前を向き続けた。そして自らの得点でチームを救った。

 「ここ数年間言い続けていますけど、僕たち中堅の選手がそろそろ引っ張っていかないといけない。結果は引き分けでしたけど僕個人としては大きな1点になったかなと思う」

 リーグ開幕から3試合連続ドロー。だが、この日の勝ち点1は決してネガティブではない。「23年も24年もそうだけど、こういう勝ち点1が最終的に大きな1になっている」。永島昭浩や大久保嘉人らレジェンドの系譜を受け継ぐ佐々木が、史上2クラブ目のリーグ3連覇のキーマンになる。 (飯間 健)

 ≪最後のプレーで…≫
 京都はラストワンプレーで今季初勝利を逃した。前半13分にカウンターからFWマルコ・トゥーリオが鮮やかに先制点を挙げたが、後半終了間際に失点した。チョウ貴裁(チョウ・キジェ)監督は「ワンタッチで蹴られたボールに対してプレスバックをしたかったが、その減少ができなかったのはうちの力」と神戸の底力に脱帽した。

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