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東京V染野 2発で五輪エースアピール「自分が先頭に立って」 16年ぶりJ1白星お預けも価値あるドロー

[ 2024年3月30日 04:50 ]

明治安田J1リーグ第5節第1日   東京V2―2京都 ( 2024年3月29日    味の素スタジアム )

<東京V・京都>後半、この日自身2得点目のゴールを決める東京V・染野(撮影・西海健太郎)
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 明治安田J1リーグは1試合が行われ、東京Vはホームで京都と2―2で引き分けた。U―23日本代表FW染野唯月(いつき、22)が後半35分にPKで今季初得点、アディショナルタイムに同点弾と2ゴールの活躍。チームの16年ぶりJ1勝利はまたお預けとなったが、勝ち点を3に伸ばした。

 エース染野が東京Vの窮地を救った。2点を追う後半35分、PKを決めて1点差。終了間際には右クロスを合わせて同点に追い付いた。「勝ち点0と1は違う。良い方向に考えて次に向けて頑張りたい」と胸を張った。

 “飛車角落ち”のピンチをしのいだ。チーム全5得点のうち、2点ずつ決めているMF山田楓とFW木村が京都からの期限付き移籍のため契約によって欠場。「自分が先頭に立って戦わなければいけない」とチームをけん引した。

 名門が16年ぶりに復帰したJ1舞台。開幕5戦目で今季初勝利はお預けとなったが、パリ五輪を目指すアタッカーは「もっと点を取って勝ちにつなげたい」と前を向いた。

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