横浜GKポープにとっても特別な開幕節・東京V戦「ヤジられても愛情」　ユース時代から過ごした古巣

ポープ
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　横浜F・マリノスは23日、開幕節・東京V戦（25日、東京国立競技場）に向け、神奈川県横須賀市内のチーム施設で全体練習を行った。31年前のJリーグ開幕戦と同じ顔合わせ。練習後の取材に応じたGKポープ・ウィリアム（29）も特別な思いを口にした。

　東京都日野市出身のポープにとって東京Vはユース時代を過ごし、13年からトップチームでプレーした古巣でもある。「小学生の頃からヴェルディ（東京V）のグラウンドに通い、プロになる難しさ、厳しさ（を教えてもらい）、自分のサッカー選手生命のベースをつくってもらったクラブ」と感謝している。

　東京Vユース時代、横浜ユースとの対戦時は「負けられない相手として、常にライバル意識みたいなものを持っていた」という。

　町田でプレーしていた昨季はJ2で東京Vと対戦しており「去年は試合が終わって、あいさつに行ったけど、ブーイングもありながら、拍手もありながら、ヤジも飛んできたみたいな感じだった」と苦笑しつつ、今回は「どうヤジられても愛情と受け取ろうかな」。今季から加入した自身にとって、大分に所属した21年以来3年ぶりのJ1舞台で「純粋に楽しみだし、注目される試合に立てることは幸せ」と待ち望んだ。