川崎F　鬼木監督が“謎の練習生”こと前主将の谷口彰悟を歓迎「ポジティブな材料」

谷口彰悟
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　28日にホームで柏と対戦する川崎Fの鬼木達監督が26日、オンライン取材に応じた。

　カタール1部アルラヤンに完全移籍した前主将の日本代表DF谷口彰悟が、前日25日の練習に“謎の練習生”として電撃参加。ざっくばらんな会話をスタッフや元チームメートと交わしたといい、「チームとして非常にポジティブな材料」と歓迎した。

　チームはリーグ戦11位と苦しむが、谷口もアルラヤンでは21チーム中9位で終戦と苦戦したシーズンだった。場所は違っても同じような経験をしている者同士、「やるべきことをやるしかないよね」と前向きな意見を交わしたという。

　3連敗中の直近の公式戦は、全て1―2で敗戦。4試合ぶりの白星を目指して再起を懸ける柏戦では、複数得点がカギとなる。指揮官は「チャンスを作っているシーンでは、本来自分たちが持っている質のところが出ていたり、他のチームでは入り込めないようなところまで入っていっている」と評価できるポイントも大事にしつつ、「結果として複数得点を取っていないので、最後の質のところはこだわらないといけない」と強調した。