×

インテルがミラン撃破で13季ぶりのCL決勝 ゴールのマルティネスはW杯との2冠に挑戦

[ 2023年5月17日 11:27 ]

欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦   インテル・ミラノ1―0(2戦合計3―0)ACミラン ( 2023年5月16日    イタリア・ミラノ )

ACミランを撃破し、13季ぶりの決勝進出を決め、歓喜にわくインテル・ミラノ(AP)
Photo By AP

 インテル・ミラノがホームスタジアムを共有するACミランとのミラノ勢対決を1―0で制し、2戦合計3―0で優勝した2009~10年シーズン以来の決勝進出を決めた。6月10日の決勝(イスタンブール)でマンチェスター・シティー―レアル・マドリード戦の勝者と対戦する。

 序盤は第1戦を0―2で落としたACミランがアウェー扱いの第2戦で攻勢。前半11分にはMFトナリが左サイドを突破して折り返し、MFディアスが決定機を迎えたが、右足のシュートはインテルのGKオナナに阻まれた。ミランは第1戦を負傷欠場したFWレアンが戦列復帰を果たし、同38分にはカウンターから左サイドを突破して好機を築いたが、左足のシュートはわずかに右に逸れた。

 これに対して堅守で徐々にペースを握ったインテルは後半29分にFWマルティネスがFWルカクとの連係から最後は左足でゴール。均衡を破って2戦3―0とリードを広げ、流れを決めた。

 マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれたマルティネスは「チャンピオンズリーグの決勝で戦うことは夢だった」と満足げ。アルゼンチン代表のメンバーとしてW杯カタール大会優勝にも貢献したストライカーは「2試合とも素晴らしい仕事ができた。鍵はチーム。W杯でも同じような経験をしたが、団結すれば大切な試合で最善の戦いができる」と訴えた。

 W杯では1次リーグ第3戦から控えに回って6試合に出場しながら無得点に終わったが、インテルでは今季チーム最多の公式戦25得点と好調を維持。W杯との2冠に挑戦する。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2023年5月17日のニュース