京都チョウ貴裁監督「過信できるほど我々は示していない」ロングミーティングでGW3連戦へ再始動

大雨の中、鋭い視線で練習を見守る京都・チョウ貴裁監督（右から2人目）
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　仕切り直しのゴールデンウイーク（GW）3連戦へ向けて、京都は約1時間のロングミーティングで再始動した。チョウ貴裁監督は「週初めはあまり（ミーティングを）やらないけど、ここから3連戦があり、きょうは雨も降っていたので」と説明。「試合途中に勝ったと思ってプレーしてしまった自分たちの弱さを認め、謙虚にフットボールに向き合っていく。できることが多くなってきたからこそだが、過信できるほど我々は示していない」。前節・鳥栖戦（23日）は手痛い逆転負けを喫したこともあり、チームの方向性ややるべきことを再確認したようだ。

　大雨が降りしきる中での紅白戦は、お互いに激しく要求し合うピリピリとしたムードの中で実施。「チーム全体としての話だけど、意欲に欠ける瞬間があると勝てるチームじゃない。どの試合よりもプレッシャーが激しい中でやれた」と指揮官も満足な表情を浮かべる。鳥栖戦はコンディション不良でベンチ外となったFWパトリックもフルメニューを消化。29日の敵地・柏戦で復帰する見込みだ。

　柏戦後の5月3日には川崎F戦（サンガS）、そして同7日には横浜戦（日産ス）へと続く。タイトル争いを目標に掲げる今シーズン、ネジを締め直してGW決戦へと臨む。