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欧州視察中の森保監督 FA杯・マンU戦で感じた三笘の変化に言及「非常にレベルアップした」

[ 2023年4月26日 19:36 ]

日本代表の森保監督
Photo By スポニチ

 6月の代表活動に向けて欧州視察中の森保一監督が26日、オンライン取材に応じた。14日の渡欧後、24日に行われたFA杯準決勝のブライトン―マンチェスターU戦など6試合を現地視察した指揮官は、代表でもエースとして期待されるMF三笘薫の代表チームでの生かし方と、成長ぶりについて言及した。

 「彼がいい状態でボールを受けられるようにすることは大切」とまずは三笘の良さを生かすことを掲げた上で、「彼を生かすオン・ザ・ボールの部分と、彼をおとりとして他の人を生かすところを両方できるようにしていければ。強みのあるいい選手がそろっているので、それぞれが“自分が戦術だ”と言えるくらいレベルアップしてほしい」と語った。

 視察したFA杯では、三笘の変化を感じたという。前半は効果的な攻撃を繰り出すも、経過とともに対応されていき、後半途中には完全に封じ込められたように見えた。その後が変化を感じたポイントだった。「さらに個人と周りを生かしてもう1回ギアが上がってチャンスメークができるようになったところは、非常にレベルアップしたところを見ることができた」。圧巻の対応力を見せ、延長後半8分の好機などを創出した25歳に賛辞を送った。

 FA杯の他には、現地でフランクフルト―ボルシアMG戦、デュッセルドルフ―ダルムシュタット戦、欧州CLのバイエルンM―マンチェスターC戦、欧州ELのスポルティング―ユベントス戦、グラスホッパー―ヤング・ボーイズ戦を視察。Eフランクフルトの鎌田大地、長谷部誠、ボルシアMGの板倉滉、さらにリハビリ中のアーセナルの冨安健洋とハダースフィールドの中山雄太とも対面したという。今後はデュッセルドルフを拠点に、久保建英の在籍するレアル・ソシエダードなども視察していく。

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