川崎F・ベテラン家長　苦闘続くチームにズバリ「一人一人がやれることを増やさないと」

川崎F・家長
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　苦しむ川崎Fの課題を、FW家長が明示した。チームは23日の浦和戦で引き分け、14年の3節（16位）以来となる15位まで転落。オフ明けのこの日、リカバリーを終えたフィールド最年長の36歳は「一人一人がやれることを増やさないと優勝できない。前からずっと言っていますけど、そこが全て」と戦術の前にまず個の成長が欠かせないと指摘した。

　個の技量は一朝一夕では変化しないが、負けが込むチームには猶予もない。だからこそ29日の次節福岡戦以降で大事になるのは、勝負どころを見極める目を持つこと。「僕自身も試合の流れの中で、本能的にかぎ分けられるようにしないといけない」と話す。15位に甘んじる現状は「ありえない」が、「まだ途中」。V字回復へ、その背中で導いていく。