鹿島・吉岡FDが岩政監督続投を明言「現時点で変えることは考えていない」

明治安田生命J1リーグ第8節   鹿島1―5神戸 （ 2023年4月15日    カシマ ）

＜鹿島・神戸＞試合を見守る岩政監督　（撮影・白鳥　佳樹）
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　鹿島がホームでは95年以来となる5失点の大敗を喫し、リーグ4連敗となった。

　試合後に取材に応じた吉岡フットボールダイレクターは「現時点で監督を変えることは考えていない」と明言。ただ「この2試合（柏戦、神戸戦）は内容も伴っていない。きょうはこれだけ点差を付けられての敗戦。かなり改善すべき点は多いと思っている」と厳しく指摘した。

　前半24分、右CKを元鹿島のFW大迫に頭で決められて失点。前半終了間際にもFW武藤にゴールを許した。後半開始3分に再びFW大迫にPKを決められて3失点。同16分にMF樋口のシュート性のボールをゴール前にいたFW鈴木が右足ヒールで流し込んで1点を返したが、反撃もここまで。同27分にはMF佐々木に4点目、同40分にも再び武藤に5点目を決められた。

　元日本代表監督でクラブアドバイザーのジーコ氏も来場した“御前試合”だったが、連敗ストップに失敗。神戸相手にホームで直近9試合勝ちなしというデータが示す通りの結果となった。吉岡FDは「鹿島アントラーズとしては受け入れがたい結果と内容。振り返ると最後の締めの部分に課題が多い。川崎Fも広島もリードしている中でそこまでの戦い方に関しては悲観することじゃない。もっとやりたいことを出せたが最後のクローズドのところが大きな課題。そこに向けて改善しようとは監督と話した」とした。