【15日J1見どころ】ボール保持の川崎Fか縦に速い名古屋か　対照的スタイルの両チームが激突

　明治安田生命J1リーグは15日、第8節の9試合が全国各地で開催される。全9試合の同日開催は、今季J1で初めてとなる。

　13位の川崎Fは、ホームで2位の名古屋と対戦する。Jリーグ公認記録「J　STATS」によると、第7節までのボール保持率（支配率）が最も高いのは川崎Fで57・3％、最も低いのが名古屋で44・5％。対照的なスタイルの両チームによる対戦となる。

　両チームの状態は明暗が分かれている。7試合で得点は8と同じながら、失点は名古屋の2に対し川崎Fは10。川崎Fは0―0の1試合を除き、全6試合で先制を許している。さらにDF車屋紳太郎が前節の退場で出場停止中と台所事情は苦しい。

　川崎Fにとって頼みの綱となるのが、J1ホーム名古屋戦に限れば3連勝中、直近9戦で8勝1分けという対戦データ。サポーターの大きな声援を受け、今季公式戦5試合でまだ勝てていないホームでの初勝利を目指す。