J2町田・黒田監督　“視界不良”な船出？いえいえ“価値点”1を挙げたJリーグ初采配

＜町田・仙台＞選手入場の際の演出のスモークがベンチにも立ち込めチームスタッフが慌てる中、苦笑いの町田・黒田監督（左）（撮影・西海健太郎）
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　【カメラマンいち押しショット】19日に町田GIONスタジアムで行われたJ2町田・仙台の一戦。高校サッカーで青森山田を3度の選手権優勝に導いた町田・黒田監督のJリーグ初采配とあって35社72人の報道陣が集まった。

　試合前、大勢のカメラマンがベンチに来る黒田監督を撮影しようとした時にそのハプニングは起こった。黒田監督がベンチに向かい始めたまさにその時、選手入場の際の演出のスモークが町田ベンチに覆いかかり、我々カメラマンや黒田監督のまわり一帯が視界不良に。ようやく監督の姿が見え始めたころにシャッターを押すとスモークの中、チーム関係者とともに苦笑いの黒田監督が写し出された。

　試合前は視界不良だった黒田監督だが、ゲームでは何度も決定機をつくりドローで貴重な勝ち点1を獲得。試合後、監督自身も「勝ち点1をポジティブに捉えて次に臨みたい」とコメントし、“J初勝利”をつかむ日も近いだろうと感じられた一戦となった。（写真と文　西海健太郎）