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ACL西地区準々決勝組み合わせ決定!前回王者アルヒラル指揮官「満足」 クレスポ監督「準備はOK」

[ 2023年2月21日 19:00 ]

クラブW杯でアル・ヒラルを準優勝に導いたラモン・ディアス監督(ロイター)

 アジアサッカー連盟(AFC)は21日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の組み合わせ抽選会を行い、昨季王者のアル・ヒラル(サウジアラビア)はフーラード(イラン)との対戦が決定。もう一方は元アルゼンチン代表FWのエルナン・クレスポ監督(47)が率いるアル・ドゥハイル(カタール)がアル・シャバブ(サウジアラビア)と対戦することになった。

 東地区では昨年8月に浦和が決勝進出を決めており、西地区の勝ち上がりを待つことに。西地区では今月20日から決勝トーナメントが再開し、アル・ヒラル(サウジアラビア)、アル・シャバブ(サウジアラビア)、アル・ドゥハイル(カタール)、フーラード(イラン)の4チームが準々決勝に進出していた。

 21年のACL王者で今年2月のクラブW杯では準優勝に輝いたアル・ヒラルを指揮するラモン・ディアス監督は「サウジアラビアのチーム同士で準決勝を戦う可能性があるので、このドローには満足している。このレベルの大会では全てのチームが優れているので、非常に難しい戦いになるだろう。私達は自身のチームに集中し、フーラード戦の準備をします」とコメント。1993年には横浜でJリーグ初代得点王にも輝いた“レジェンド”は同国対決を避けられたことを歓迎した。

 元柏レイソルFWオルンガらを擁するアル・ドゥハイルのクレスポ監督は「私達はアル・シャバブの能力の高さを知っていますが、自分たちのチームに集中します。アル・ラーヤン(〇1―1 PK7―6)との試合はタフだったが、全選手が準々決勝に向けて準備を整えている」とコメント。元柏レイソルで韓国代表GKキム・スンギュ、セルタやバレンシアなどで活躍したスペイン人FWサンティ・ミナ、セビリアやバレンシアなどで活躍した元アルゼンチン代表MFエベル・バネガらを擁するアル・シャバブとの対戦を心待ちにした。

 カタールでの集中開催となる準々決勝は2試合とも23日を予定。その後26日には準決勝を行い、浦和の対戦相手が決定へ。決勝戦のみホーム&アウェー方式で行われ、第1戦は4月29日、第2戦は5月6日を予定。

 なお、ACL優勝チームには今年12月にサウジアラビアで開催予定のクラブW杯出場権が与えられるが、同大会は各国最大1チームの参加となるため、サウジアラビアのチームが決勝に進出した時点で浦和の出場権獲得が決まる。そのため、この準々決勝でサウジアラビアの2チームがともに勝利した場合、準決勝の結果を待たずに浦和のクラブW杯出場が当確となる展開になった。

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