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37歳モドリッチ「レアルは人生のクラブ」 W杯後の調整を反省「すぐプレーしたのは間違いだった」

[ 2023年2月21日 16:48 ]

欧州CL・リバプール戦に向けた前日会見に出席したRマドリードのMFモドリッチ(ロイター)

 スペイン1部レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(37)が20日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1戦の敵地リバプール(イングランド)戦に向けた前日会見に出席。今シーズン限りとなっている契約状況についても言及した。

 モドリッチは昨季決勝の“再戦”となる注目の一戦に向け「大きなプレッシャーをかけてくる凄まじい観衆のいるこの歴史的なスタジアムで、とても良い相手との非常に重要かつタフな試合になると思う。ホームの第2戦に向けてポジティブな結果を得るために素晴らしい試合をやる必要があるね。ベストの状態で臨み、お互いに助け合わないといけない。僕たちはここでうまく戦った経験があるので、今回もそうなることを願ってるよ」とコメント。敵地アンフィールドでは21年4月に0―0、14年10月に3―0とモドリッチがRマドリード加入後のCLでは負けていないことをアピールした。

 昨年のW杯カタール大会後に調子を崩した点については「良くなってきているよ。W杯後に特別なトレーニングをすることなくすぐに復帰し、プレーしてしまったのは間違いだったね。監督からプレーしたいか?と聞かれると、つい出来る!!と言ってしまうんだ。でも今は、自分のレベルを取り戻しつつあるという手応えを感じているよ」と答えた。

 現行ではクラブと今夏までとなっている契約については「昨季も現段階では同じようにクラブと話をしていなかったので、言えることは何もないね。ただ僕はとても落ち着いているし、いつも同じことを繰り返し言っているけど、ここでプレーを続けたいと思っている。だけど、それは実力があってこそ。もちろん残留したいが、まずはクラブの考えを知る必要がある。過去の実績だけを評価されるのではなく、今の自分の実力を証明してチームに残りたいね」とコメント。

 続けて「何が起ころうとも、僕とレアル・マドリードの関係を変えることはできない。ここは僕の人生のクラブであり続けるだろう。この先も多くの挑戦が待ち受けているが、今はいい結果を残し、自分のレベルを取り戻す事に集中しているよ」と“クラブ愛”を語った。

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