なでしこ　女王米国に惜敗　11月から4連敗

シービリーブス杯   日本0－1米国 （ 2023年2月19日    ナッシュビル ）

＜米国・日本＞試合後、米国選手と健闘を称えあう熊谷（右）（AP）
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　女子サッカーの国際親善試合「シービリーブス杯」に出場しているFIFAランク11位の女子日本代表「なでしこジャパン」は19日（日本時間20日）、第2戦で同1位の米国に0―1で敗れた。前半終了間際に速攻から決勝ゴールを許した。次戦は22日（同23日）に世界6位のカナダと対戦する。

　一瞬の判断がW杯連覇中の世界1位との差として結果に表れた。0―0の前半終了間際、速攻から決勝点が生まれた。自陣にボールを放り込まれ、スピードで振り切られてゴールネットを揺らされた。池田監督は「スワンソンは本当に注意していたので、スコアにつながるプレーを許してしまったのは残念」と肩を落とした。

　日本にチャンスがないわけではなかった。想定していた以上に受けに回らず、今大会初出場のFW岩渕は前半にシュートを放つなど見せ場をつくった。それでも1点が遠く、エースは「点を取らないと勝てない。攻撃の選手として責任を感じる」と唇をかんだ。これで11月の欧州遠征から4試合連続無得点で4連敗。チームに自信をもたらすゴールが求められている。