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ブライトン・三笘 得意とするドリブルの“秘訣”明かす 敵地レスター戦先制弾が「自信になった」

[ 2023年2月9日 19:21 ]

ドリブルで相手DFを翻弄するブライトンの日本代表MF三笘(右)(AP)
Photo By AP

 ブライトンの日本代表MF三笘薫(25)がインターネット放送「ABEMA(アベマ)」での特集番組「MITOMA~頂点を目指す者~」に出演。自身の代名詞であるドリブルについての“秘訣”を明かした。

 最近の活躍により今ではボールを持つ度にサポーターから大歓声を浴びることが多くなった三笘。その最大の“武器”となるドリブルについて、どのようなことを意識しているのかという問いに「どこかのタイミングでアタックしに来る選手が多いので(相手が)下がっているようでも、ちょっと前に出てくる守備っていうのは警戒してる。なるべく細かいタッチで相手が来る前に自分が外せるように意識してます。スピードに乗りすぎないっていうところは大事にしてますね。スペースがない時は特に」とコメント。

 これを聞いたインタビュアーの元日本代表・内田篤人氏は「ほぉー!!乗りすぎないっていうのは難しい感じがしますけど…」と感嘆。三笘は「ボールを受ける前に周りの状況を見て仕掛けるべきか仕掛けないべきかをまず判断して、スピードを上げるのか、ここは1対1で仕掛けにいくのかを考えます。その後に状況が変わった時は、色んな成功体験があるのでそれに従ってベストな選択をしていくというのが多いです」と説明した。

 続けて内田氏が「映像見ててもそうですけど、ドリブルが相手からしたら本当に嫌なんじゃないかなと。スタジアムの雰囲気も三笘選手がボールを持つと、グッと前のめりになるみたいな」と話すと、三笘は「僕がボールを持ってドリブルを仕掛けると声援をくれるので、そういった意味ではそれをやり続けないといけない。それで結果を出せば拍手をくれるので凄くやりがいがある一方で責任も大きいと感じてます」とサポーターからの期待を肌で感じていると明かした。

 1月の敵地レスター戦で決めた先制点については「全然カットインからシュートを決められてなかったので1つ自信になったゴールです。(このゴールにより)チームメートも(僕が)ここでボールを持てば近づかないでスペースを開けようと動いてくれるようになったので。そういった意味でも大きなゴールでした」とコメント。左サイドからドリブルで中へと切り込みながら“左45度”付近から右足で決めた鮮やかな一撃に手応えを感じた様子だった。

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