三笘薫　“三笘の1ミリ”は「あんなに言われるとは」「たまたまそうなっただけ」と冷静「うれしい反面…」

三笘薫
Photo By スポニチ

　ブライトンの日本代表MF三笘薫（25）が8日放送の「ABEMA　NEWSチャンネル」内のインタビュー「MITOMA～頂点を目指す者～」に出演。昨年のFIFAワールドカップ（W杯）カタール大会での“三笘の1ミリ”について語った。

　W杯では1次リーグ初戦のドイツ戦から得意のドリブルで相手DF陣をかく乱し、ジョーカーとして強烈な印象を残した。スペイン戦ではラインギリギリの逆転アシストが「三笘の1ミリ」と話題となり、世界中を魅了。しかし決勝トーナメント1回戦ではクロアチアとの120分死闘の末に突入したPK戦で敗退。2番目にPKを蹴った三笘も相手GKに止められ、試合後は涙を流した。

　インタビュアーの元日本代表・内田篤人氏は「僕は現地で見るワールドカップっていうのは初めてだったんですけれども、三笘さんの1ミリもありましたし、なにか日本のパワーみたいなのが日本まで届いていて。“三笘の1ミリ”は本当凄いよ。たぶん、日本凄いことになってるんで、今度また帰ったら感じてください、それを」と語りかけた。照れたような表情を見せた三笘は「そうですね。あんなに言われるとは思ってなかったっていうのと、まあ1ミリとか関係ない、僕も1ミリで得点しようなんて考えてるわけではないですから、まあたまたまそうなったわけで」と苦笑した。

　世間の反応については「それが少しストーリー化されてっていうのは、少しうれしい反面、チームとしてそこまで運んだわけで」とし、「僕だけにフォーカス当てるっていうのも違うなと思いますし、サッカーをトータルとして考えていくっていうのが大事かなと思います」と冷静に語った。