FC大阪、J初陣はG大阪ユースに惜敗も志垣監督「こうすれば上手くいかないと感じられたのはポジティブ」

G大阪ユースとの練習試合を見つめるFC大阪・志垣良監督（右から3人目）
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　今季J3初挑戦となる“大阪第3のJクラブ”FC大阪は21日、東大阪市の花園ラグビー場第2グラウンドでG大阪ユースとの今季初対外試合を行った（30分×3本）。チームは1―2で敗れたが、今季から指揮を執る志垣良監督（42）は「負傷者が出ずに最初のゲームを終えられたのは良かった」と納得した表情を浮かべた。

　11日の始動後は主にフィジカル強化に努めてきた。戦術など「サッカーを始めた」（志垣監督）のは一昨日19日からという。1本目は「（ピッチの）幅を使わずに密集地域に入っていってしまった。そうなると相手も狙いやすい」と課題が出てしまったが、時間を追うごとに修正。「こうすれば上手くいかない、こうすれば上手くいくと選手が感じられたのはポジティブ」と伸びしろを強調した。

　チームは月末から和歌山キャンプを実施。本格的な戦術の落とし込みや連係強化に着手する。3月4日のJ初陣・鹿児島戦へ向けて仕上げていく。