京都・チョウ貴裁監督が高校サッカーから“ヒント”　昨季16位からの逆襲誓う

練習中、指示を出す京都・チョウ貴裁監督
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　京都のチョウ貴裁監督が、9日に行われた全国高校サッカー選手権決勝からヒントを得た。

　大会前には優勝候補に挙がっていなかった岡山学芸館が全国制覇。「決勝の舞台で、あれだけ自分たちがやってきたことで勝ち抜くというのは、日本のサッカー、未来に続く選手たちにはいい影響だったかなと思うし、努力次第でというところで言うと、俺たちにも当てはまる。それも勇気をもらった。優勝と予想されていなかったチームが優勝して、そういう意味では俺たちもそういうところを目指してやっている」と、昨季16位からの下克上でタイトル争いに挑む決意を新たにした。

　クラブは7日に始動。前日10日のオフを挟みこの日も京都府城陽市のサンガタウン城陽で汗を流した。年始から実戦形式でハーフコートの10対10を行うなど、ハードワークを続けている。“史上最強のサンガ”構築を掲げる就任3年目。「タイトルって、サッカーにおいては優勝ですけど、本だったら題名ってことじゃないですか。（J1）18チームの中で、サンガという本をどれだけサポーター含めた周りが読みたいかどうか、そういう試合をする責任がある」と熱く語った。