川崎F　3年ぶりの必勝祈願＆商店街巡り　鬼木監督「ほっとしました」ファンとの“再会”喜ぶ

川崎大師に必勝祈願に訪れた川崎フロンターレの鬼木監督（中央）ら選手、スタッフたち（撮影・篠原岳夫）
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　リーグ王座奪回を目指す川崎Fが11日、川崎大師にて必勝祈願を行った。21、22年は新型コロナ下で中止されていたため、3年ぶり。MF脇坂は「久しぶりのチームとしての必勝祈願。いよいよ始まるなと身の引き締まる思い」と心境を語り、今季の目標について「チームとしてはリーグ奪還が一番。フロンターレというクラブがもっともっと大きくなるためには、世界で結果を示していかないといけない。ACLがあるので、タイトルを全力で獲りにいけたら」と抱負を語った。

　祈願後の商店街あいさつ巡りも3年ぶりに“解禁”された。各選手が川崎市内中の商店街に散らばり、就任7季目の鬼木監督は吉田社長、日本代表DF山根とともに川崎大師周辺の商店街を巡り歩いた。「やっぱりうれしい。生の声も聞こえますし、応援してもらえているなという感じがする」とふれあいを楽しんだ指揮官。心躍る再会もあった。「いつも麻生（グラウンド）に来ていたおばあちゃんがいるんですけど、ずっと姿が見られなかったので、ちょっと心配していた。今日会えてほっとしました」と柔和な笑みを浮かべた。