鳥栖・川井監督「1番上を味わいたい」　初タイトルへ本気の宣言　15選手加入で得点力UPを

J1鳥栖に加わる15人の新加入選手
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　J1鳥栖の新加入選手記者会見が11日、鳥栖市内で行われた。

　毎年選手の入れ替わりが活発な鳥栖は今年も新加入が15人。昇格にあと一歩まで迫ったJ2熊本で攻守の要だったMF河原創（24）、横浜から加入のFW樺山諒之介（20）、そしてプレミアリーグ日本一に輝いた鳥栖U―18からはMF楢原慶輝（18）、DF竹内諒太郎（18）、MF坂井駿也（18）、DF大里皇馬（18）の4人が加わるなど15人中21歳以下の選手が10人と若く将来性豊かな逸材がそろった。

　川井健太監督は今季の狙いとして「純粋にもっと得点を取りたい。新加入選手たちには全員ストロングがある。得点を引き上げてくれるのではないか」と期待。シーズンの目標については「本気で1番上を味わいたいと思っているので現時点で軽く目標は言えない」と優勝への本気度をにじませた。

　編成に尽力する小林祐三SDは「大切にしていることはスタジアムで幸せを感じてもらうこと」とファン、サポーターの思いを根幹にしたチーム作りを強調。15人の新加入選手について「1番欲しかった選手たち。金銭的な魅力あるオファーが他にあった中でこのクラブを選んでくれた」と手応えを口にした。

　河原は「キックと守備のハードワークが持ち味。チームの為に働きたいし自分自身成長したい」と意気込み。樺山は「得意なプレーはドリブル、ゴール前でのアイデア。チームとしても個人としても成長していきたい」と誓った。

　▽新加入　DF2山崎浩介（27、山形）、DF3アンソニー・アクム（30、ケニア）、MF5河原創（24、熊本）、GK12コ・ボンジョ（20、韓国・龍仁大）、FW22富樫敬真（29、仙台）、DF26平瀬大（21、早稲田大）、MF27楢原慶輝（18、鳥栖U―18）、FW28河波櫻士（21、関東学院大）、FW32横山歩夢（19、松本山雅）、DF33竹内諒太郎（18、鳥栖U―18）、GK35内山圭（29、藤枝）、MF37坂井駿也（18、鳥栖U―18）、DF38大里皇馬（18、鳥栖U―18）、FW41樺山諒乃介（20、横浜）、DF49坂本稀吏也（19、山形）