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日本文理、FW杉本の18秒弾含む2発で立正大淞南下す 次戦は成立学園と対戦

[ 2022年12月29日 16:09 ]

第101回全国高校サッカー第2日・1回戦   日本文理 2―1 立正大淞南 ( 2022年12月29日    味の素フィールド西が丘 )

<日本文理・立正大淞南>前半1分、先制ゴールを決める日本文理・杉本 (撮影・白鳥 佳樹)
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 電光石火のゴールだった。キックオフのロングボールから一気にゴール前に攻め込むと、こぼれ球がFW杉本晴生(3年)の足元に。すかさず左足で決め、幸先よく先制した。試合開始からわずか18秒。「まさか決まるとは思わなかった」という本人もビックリのゴールで主導権を奪った。

 しかし、風下に回った後半は苦しんだ。立正大湘南がロングボール中心の縦に速いサッカーを展開。17分にカウンターから途中出場のFW香西銀二郎(3年)に同点ゴールを許した。

 その後も守勢に立たされたが、FW杉本がまたもチームを救う。30分に左サイドからのクロスを頭で決めてこの日2点目。後ろに下がりながら体をねじって右サイドネットに決める、難易度の高いゴールを決めた。「県大会では全然決められなくてチームに迷惑をかけたんですけど、決められて良かったです」と胸を張った。

 甲子園常連の野球部の友情応援も受け、5大会ぶりの勝利。日本文理は初出場だった第96回大会ではベスト8まで進出している。前回大会超えを狙う中、次戦は成立学園と対戦する。

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