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W杯日本代表MF鎌田の母校・東山が初戦突破 FW豊嶋が2得点でけん引「日本一になりたい」

[ 2022年12月29日 15:32 ]

第101回全国高校サッカー第2日・1回戦   東山2―1星稜 ( 2022年12月29日    オリプリ )

<星稜・東山>前半、先制ゴールの豊嶋に駆け寄る東山イレブン(撮影・長久保 豊)
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 W杯カタール大会に出場した日本代表MF鎌田大地(Eフランクフルト)の母校・東山(京都)が星稜(石川)を2―1で下して2回戦に進んだ。

 勝利の立役者はFW豊嶋蓮央(3年)だ。持ち味は前線からの献身的な守備。その特徴が表れたのが前半21分の先制ゴールだ。相手選手にプレッシャーを掛けてボールを奪いゴール前にドリブルで切れ込むと、利き足ではない左足で逆サイドに蹴り込んだ。1メートル80の長身ストライカーは「前から行くのはチームで言われていること。その形で点に結びついてうれしい。練習の成果が出た」と胸を張った。

 後半17分には右クロスを頭で合わせて加点した。2得点をマークした豊嶋は「僕一人で取った得点ではない。チーム全員で取れた得点なので感謝したい」と謙虚に話した。

 W杯カタール大会の日本戦全4試合をテレビ観戦。母校の先輩・鎌田のプレーに刺激を受けた。「鎌田選手は高校時代、素直に話を聞いて、謙虚に努力したと聞いた。僕もまねしたい」と話した。

 「得点王になりたい」と目標を掲げる豊嶋。逃した決定機もあっただけに「僕のミス。決めないとチームが苦しくなるし、日本一になれない。決めて日本一になりたい」と反省も忘れなかった。

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