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クロアチア・モドリッチ 完敗に「アルゼンチンを祝福するしかない」黄金世代は最後のW杯か

[ 2022年12月15日 03:00 ]

FIFAワールドカップカタール大会準決勝   クロアチア0-3アルゼンチン ( 2022年12月13日    ルサイル競技場 )

熱き抱擁で健闘を称え合うメッシとモドリッチ(AP)
Photo By AP

 残酷な現実を突きつけられた。日本、ブラジル相手に2度のPK戦を制するなど粘り強く戦ってきたクロアチアは2大会連続決勝を前に3失点で零敗。モドリッチ主将は「アルゼンチンを祝福するしかない」と漏らした。

 前回18年ロシア大会準優勝を支え、MVPやバロンドール(世界最優秀選手)を受賞した大黒柱が前半32分に相手パスを足に当てながら後方にそらした。このボールが前線に運ばれてGKリバコビッチが相手FWを倒し、判定はPK。先制点を奪われた。後半24分は20歳のDFグバルディオルがメッシに振り回されてダメ押し点につながる突破を許し、4強入りの殊勲者がことごとく失点に絡んだ。

 06年から長く代表を支えてきたモドリッチは37歳。「もう一度決勝に行きたかったが、かなわなかった」と嘆いた。一部主力にとって4年後の次回W杯出場は現実的ではない。ダリッチ監督は「この世代にはおそらく最後のW杯になるだろう」と指摘。3位決定戦が黄金世代の一つの区切りとなりそうだ。

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2022年12月15日のニュース