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【データスタジアム】小さくても存在感大きい相馬 得意ドリブル4回全て成功、クロスも両チーム最多4本

[ 2022年11月19日 04:30 ]

国際親善試合   日本1―2カナダ ( 2022年11月17日    ドバイ )

<日本・カナダ>後半、左足でクロスを上げる相馬(撮影・西海健太郎)
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 【カナダ戦分析】W杯前最後のカナダ戦は、コンディションを見極める意味合いの強いメンバー構成で臨んだ。その中で輝きを放ったのが相馬だ。W杯日本代表として史上最小兵の1メートル66。今大会参加全選手の中で3番目に小さいMFが大柄な選手相手にどこまでできるかもポイントの一つだったが、存分に持ち味を発揮した。

 得意のドリブルは4回すべて成功し、両チーム最多。クロスも最多の4本だった。これまでアジア相手の試合が多かったが、体格のハンディを感じさせなかった。前線から献身的に動いて守備でも貢献。これまで90分平均1.3回だったCBI(クリア、ブロック、インターセプト)は自身最多の4回、タックルは3回挑んで2回成功と守備関連の数値でも結果を残した。

 前半は本職の左ではなく、右サイドでプレー。裏に抜け出す動きで先制弾を挙げた。後半からは左サイド、終了間際には3バックへの変更に伴いシャドーに移り、3つのポジションでフル出場した。同じサイドのMF三笘はコンディションに不安が残るだけに、両サイドでプレーできる相馬は新たな切り札となりそうだ。

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2022年11月19日のニュース