×

天皇杯制覇の甲府 来季は「ACL&J1昇格争い」で前途多難の二刀流

[ 2022年10月17日 04:30 ]

第102回天皇杯決勝   甲府1―1(PK5―4)広島 ( 2022年10月16日    日産ス )

<甲府・広島>天皇杯を制し喜ぶ吉田監督(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 ACL出場を決めた甲府だが、J1昇格との二刀流で挑む来シーズンは前途多難だ。秋春制に移行する来季のACLはJ1昇格争いが本格化する8月に開幕。1次リーグは9月から12月にかけて行われるだけに、昇格争いと並行して戦うだけの選手層も求められる。吉田監督は「勝ったら勝ったで次の問題が出てくる」と話す。

 ホームのJITスタジアムはACL開催基準を満たしていないためクラブは近隣での開催を模索。国立競技場を使用することが有力視されている。地方の小規模クラブには多くの困難が降りかかってくることが予想されるが、佐久間社長は「自分たちの新しい経験値に変えていきたい」とファイティングポーズを崩していない。

続きを表示

2022年10月17日のニュース