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甲府レジェンドDF山本が専用スタ建設を訴える「山梨の子供が目指す場所がほしい」

[ 2022年10月17日 15:18 ]

優勝から一夜明けて取材に応じたJ2甲府の山本
Photo By スポニチ

 16日の天皇杯決勝(日産スタ)でクラブ史上初優勝を飾ったJ2甲府が一夜明けた17日、山梨県内で練習を再開した。勝利を決める5人目のPKキッカーを務めたDF山本英臣(42)が取材に応じ、「正直バタバタしていて、まだ実感はないです」と振り返った。

 来季ACL出場権を勝ち取ったことについて、山本は「甲府という小さなクラブがACLにチャレンジすることにすごく意義があると思う」と強調。一方で、山梨県内ではACL開催基準を満たしたスタジアムがない現状についても言及した。

 「僕がずっと言っているのは専用スタジアムを作ってほしいということ。山梨の子供が目指すような場所がほしいとはずっと思っている。(天皇杯優勝で)少しでも機運が高まればいいなと思うし、折角アジアの戦いをやるのであれば山梨でできれば一番良いと思う」

 初めてJ1昇格を果たした2005年にはスタジアムがJ1基準に改修されるなど、甲府というクラブが県民を巻き込んだムーブメントにもなった。「良い芝でプレーできることも増えたし、昔ほど練習場を転々と移動しなくても済んだ。行政の皆さんも協力してくれた。みんなが入りたいし、残りたいと思うクラブになれば良いと思います」と話していた。

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2022年10月17日のニュース