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アフロで注目の甲府FW三平が永久アフロ宣言? 「注目されて変えられなくなった」

[ 2022年10月17日 21:32 ]

天皇杯決勝で先制点を挙げたJ2甲府FW三平(左)
Photo By スポニチ

 16日の天皇杯決勝(日産ス)でクラブ史上初優勝を飾ったJ2甲府が一夜明けた17日、山梨県内で練習を再開した。

 衝撃的な先制弾に加え、独特なアフロヘアで一気に全国区になったFW三平和司(34)が取材に応じ「注目はうれしいけど、この髪型から変えられなくなったのがしんどい。年内で止めようと思っていた」とうれしい悲鳴を上げた。

 冗談半分で始めた髪型が“吉兆のアフロ”になった。今までは髪を染めることもしていなかった。ふとしたことで緩めのパーマをかけたところ若手選手にいじられ、つい照れ隠しで口走った「アフロ目指しているからな」の一言で後に引けなくなったという。

 「そこからパーマが強くなっていって…人生一度きり。やってみるかと思った」

 髪型を変更後は重要な試合で得点を重ねて三平のトレードマークとなった。決勝でもショートコーナーから技ありゴールを決め優勝に貢献。セレモニーでも自慢のアフロで笑いをとった。

 しかし、本人的には「みんなが点獲れるようになったと言うんですけど、僕はアフロ1発目の試合、長崎戦)の開始10分でケガをした。この髪型…やばいかもと最初は思った」と振り返る。故障をしたことで先発の座も危うくなった。「そのやばいという気持ちが良い方向に向かったのかも」とポジティブに捉えている。

 年内で止めようと思っている理由の一つに、子どもの幼稚園送迎があるという。「この髪型だと、妻が幼稚園にお迎えに行かせられないというんです。その髪だとちょっと…という」

 4歳の息子からはアフロ受けは上々だ。「パパふわふわでかっこいいと言ってくれるんですよ!」と喜ぶが「でも同じ髪型にする?と聞くと顔を横に振る。この髪型を止めれば迎えに行ける…天秤にかけている段階ですね」と笑う。

 来季出場が決まっているACLでも注目は間違いなし。「アジアだったらこういう人は結構いそうじゃないですか。あんまり目立たないのかな…」。日本一になっても、アフロ三平の悩みはつきない。

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2022年10月17日のニュース