×

甲府FW三平が明かす先制点の裏側「準備できていない段階だった」

[ 2022年10月17日 23:13 ]

天皇杯決勝で先制点を挙げたJ2甲府FW三平(左)                               
Photo By スポニチ

 天皇杯決勝(16日、日産ス)でクラブ史上初優勝を飾ったJ2甲府が17日、山梨県内で練習を再開した。前半26分、デザインされた完璧なショートコーナーから待望のゴールを挙げたFW三平和司(34)が取材に応じ、先制点の裏側を明かした。

 「中にいる選手はまだ準備ができていない段階でショートコーナーが始まっていました」

 左コーナーキック。スポットに立ったMF長谷川元希(23)がショートコーナーを選択した。長谷川からMF山田陸(24)、そして再び長谷川とつなぎ、ゴール前のニアゾーン(ポケット)に走り込んだMF荒木翔(27)にボールが渡った。

 「練習通りといってますが、実際は(荒木)翔が結構深い位置まで行っていた。もう少し手前で、GKとDFの間に入れるから突っ込もうという形でした」

 試合ではポケットに侵入した荒木がマイナス気味に折り返し、絶妙の間合いで飛び込んだ三平が左足を一閃。相手GKも反応できない一連のコンビネーションで先制点が生まれていた。

 「僕もタイミングを間違えた。一度戻って、また入っていったら良いタイミングでボールがきた。綺麗に入って良かったです」と振り返っていた。

続きを表示

2022年10月17日のニュース