V目前の横浜が最下位の磐田に無得点　初の連敗に主将の喜田「上にいる力があるか試されている」

明治安田生命J1第27節   横浜0―1磐田 （ 2022年10月12日    日産ス ）

＜横浜・磐田＞まさかの敗戦に横浜イレブンはサポーターにあいさつする（撮影・西川祐介）
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　横浜は17位だった8日のG大阪戦に続き、最下位の磐田にもまさかの敗戦を喫した。終始攻め続けながら相手ゴールを割れず、後半39分にカウンターから決勝点を許した。優勝に王手をかけてから、得意なはずのホームの連戦でいずれも今季初の連敗、2試合連続無得点。「前の試合を見た方は分かるように、ほぼ同じ形になってしまった。今はシーズンの中でも難しい時期。フラストレーションがたまる試合が続いている」。マスカット監督も首をかしげた。

　次戦は29日、今季ホーム最終戦となる浦和戦。2週間以上のリーグ中断期間を経て迎える残り2試合は、いよいよ負けられない戦いになってくる。「僕らが本当に上にいる力があるかを試されている。自分たちでまいた種は、自分たちが回収するしかない」と主将のMF喜田拓也。MF水沼宏太も「まだまだ力が足りないと思い知らされた。次こそどんな手を使っても、ネットを揺らす。次は期間が空くので、そこに向かってやっていく」と力を込めた。