J2甲府・荒木が広島・野津田との対戦熱望「岳くんと決勝でできるのはうれしい」

天皇杯決勝に向けて記者会見したJ2甲府のMF荒木主将　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　天皇杯決勝（16日、日産ス）で広島と対戦するJ2甲府のMF荒木翔主将（27）が12日、山梨県内で記者会見し、昨季甲府に在籍した広島のMF野津田岳人（28）との対戦を熱望した。荒木は「去年1年間やってきた（野津田）岳くんと、決勝で戦えるのはうれしい。今年の岳くんの活躍見ていて、早くああいう舞台に立ちたいと思っていた」と語った。

　広島には甲府に所属していたことのある選手4人が在籍。MF野津田のほか、日本代表DF佐々木翔（33）やMF柏好文（35）、DF今津佑太（27）の3選手が過去に甲府でプレーしている。今津とは特に仲がいいという荒木主将は「色々な感情はあるが、ピッチに入ればそんなのは関係ない。勝つためにプレーするだけです」

　甲府は天皇杯で鹿島らJ1勢を4試合連続で撃破してクラブ史上初の決勝進出を決めた。J1勢に5連勝で一気に天皇杯のタイトルを狙う荒木主将は「“小賢しく”相手が嫌なことを徹底的にやりたい。選手個人のキャリアもそうですけど、山梨に興奮を届けられるように戦わないといけない。まずはそういうところをピッチで見せたいと思います」と力強く語った。