横浜か川崎Fか?残り2試合となった“白熱”J1優勝ラインを展望　カギを握るのは…

川崎F・鬼木監督（左）と横浜・マスカット監督
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　明治安田生命J1は12日、第25節と第27節の延期分である計5試合が各地で行われ、首位の横浜はホームで最下位の磐田に0―1と敗戦。“V目前”にして今季初の連敗を喫し、残り2試合で勝ち点差2の2位・川崎Fと、し烈な優勝争いを繰り広げることになった。

　今季の優勝争いは横浜、川崎Fの2チームに絞られており、この試合前での両チームの勝ち点差は5。だが横浜が敗れ2位・川崎Fが勝利したため、その差はわずか2と接近した。

　横浜は残り2試合、ホーム浦和戦とアウェー神戸戦を残しており2連勝なら川崎Fの試合結果と関係なく優勝が決められる。仮に1勝1敗だったとしても、川崎Fがホーム神戸戦かアウェーFC東京戦で勝ち点3を獲得出来なければ、横浜の優勝が決まる状況となった。

　一方、川崎Fは得失点差で横浜に「-9」下回っており勝ち点が並んだ場合は“不利”。さらに横浜が1勝でもしてしまうと2戦全勝するしかない状況となるため、逆転Vのためには“勝ち点6”は是が非でも欲しいところだ。

　そして、優勝争いの行方は両チームとの対戦を控える10位・神戸がカギを握ることになりそうだ。

【残り2試合となったJ1優勝ライン（勝ち点）の行方】
　　　　横　浜　　　川崎F
勝点68　2勝
勝点67　
勝点66　1勝1分　 　　2勝
勝点65　1勝1敗　
勝点64　2分　 　　　 1勝1分
勝点63　1分1敗　　　 1勝1敗
勝点62　2敗　　　　　2分