京都FWパウリーニョ「ウェルカムゴールを決めたい」天皇杯準決勝・広島戦当日に家族が初来日

天皇杯準決勝・広島戦へ向けて調整する京都FWパウリーニョ(C)KYOTO.P.S.
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　京都のFWパウリーニョ（24）が3日、愛する家族に捧ぐゴールを誓った。5日に天皇杯準決勝・広島戦（サンガS）。試合当日の午前中に妻と3歳の娘が初来日することを明かし「ブラジルではサッカーの大事な試合において、子どもが良い運を持ってきてくれると言われているんだ。もしプレーできれば、彼女たちのためにウェルカムゴールを決めたいね」と意気込んだ。

　今夏加入し、ここまでリーグ戦は途中出場2試合。だが移籍後初出場となった天皇杯準々決勝J2東京V戦（9月7日）では2得点を挙げて、高い個人技と決定力を見せつけた。チョウ貴裁監督からは守備の改善を求められている段階だが、それも徐々に向上。「スタメンでも途中出場でもチームを助けられるように、自分の力を最大限に発揮したい」と日本サッカーへのフィットに自信をみせた。

　勝てば11年度大会以来11年ぶりの決勝進出。スタメン出場の可能性があるパウリーニョは「広島はビッグクラブだ。でもピッチ上は11人対11人。何でも起こり得る」と今季2戦1分け1敗の相手にもひるむ様子はない。チーム、サポーター、そして家族のためにゴールを奪い取る。