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ブライトン・三笘 必殺クロスで同点弾演出 リバプール相手に価値あるドロー

[ 2022年10月3日 04:00 ]

プレミアリーグ   リバプール3ー3ブライトン ( 2022年10月1日 )

<リバプール・ブライトン>後半、途中出場したブライトンの三笘(手前左)
Photo By 共同

 W杯開幕を11月20日に控える日本代表戦士が、ドイツ合宿を終えて再合流した所属チームで生き残りを懸けたラストスパートに入った。ブライトンのMF三笘薫(25)は1日、リバプール戦で同点弾を演出。11月1日のW杯メンバー発表に向けて存在をアピールした。

 三笘が敵地アンフィールドで躍動した。強豪リバプールを相手に2―3の後半20分に投入されると、中盤の左サイドで突破力を生かして攻撃を活性化。同38分には後方左からのパスに走り込んで左足でダイレクトに折り返し、MFトロサールの同点弾を呼び込んだ。

 相手DFファンダイクの足をかすめ、公式記録にアシストはつかなかった。それでもチームに貴重な勝ち点1をもたらす決定的な役割を果たした。27分にもドリブルでイングランド代表DFアレクサンダーアーノルドとFWサラーをかわして折り返すなど、存在感は抜群だった。

 ポッター監督をチェルシーに引き抜かれ、この日が初陣だったデゼルビ新監督は「選手には勇気を持って戦うよう伝え、選手交代でも三笘を入れて勝ち点を取りにいく姿勢を示した」と振り返った。序盤に2点を先攻しながら一時逆転を許し、2分後に投入したのが日本代表のアタッカー。新指揮官の期待に応え、信頼を勝ち取るパフォーマンスだった。

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