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広島GK大迫敬介が好セーブ連発 森保ジャパン選外も「“僕もいるぞ”と表現したい」

[ 2022年9月17日 22:50 ]

明治安田生命J1リーグ第30節   名古屋0―0広島 ( 2022年9月17日    豊田ス )

<名古屋・広島>前半、パンチングでクリアする広島・GK大迫
Photo By 共同

 反骨の守護神がゴールマウスに仁王立ちした。後半19分、名古屋FW永井とDF森下の決定的なシュートを連続セーブ。相手の12本のシュートを止め、敵地での勝ち点1獲得に貢献したのは広島GK大迫敬介だった。

 「角度もそれほどなかったし、1本目の後の2本目も目を切らなかった。全員で体を張ったポジティブな勝ち点1」と大迫。スキッベ監督も「名古屋の素晴らしいカウンターを大迫敬介が良く止めてくれた」と手放しで称えた。

 ドイツ遠征に臨む日本代表からは選外。6月の親善試合、7月のE―1選手権にも選出されていただけに「悔しさはあります」と本音を吐露する。だが「ゲームで存在感を出して“僕もいるぞ”と表現したい」と切り替えた。その第一歩で今季出場11度目のシャットアウト。「先に失点して攻撃陣に助けられる試合もあるけど、こういう風にGKが勝ち点を取る試合があっても良い」と胸を張った。

 日本代表の森保監督は今ドイツ遠征メンバー外となった選手にもカタール行きの扉は閉じていない。「また見てもらえるように」と大迫。GK枠は3人が濃厚だが、最後の最後までカタール行きを信じて、ゴールマウスに立ち続ける。

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2022年9月17日のニュース