コスタリカが11月9日にW杯壮行試合、国内組で1週間早く準備態勢整える

　サッカーのW杯カタール大会1次リーグ第2戦（11月27日）で日本代表と対戦するコスタリカ代表が、11月9日にアフリカのチームと壮行試合を行うと複数の地元メディアが16日に報じた。コスタリカ・サッカー連盟のビリャロボス会長が「入場料を安く抑え、満員の観衆で一致団結して選手を送り出したい」と明かした。

　国内リーグ前期が11月5日に終わるコスタリカは同20日に開幕するW杯に向けて2週間の合宿を予定。全メンバーがそろうのは欧州のリーグが中断される同14日以降になるが、代表は国内組が過半数を占める。準備態勢は欧州組が大半になる見通しの日本より整い、カタール現地入り後も強化試合をさらに1試合行う見通し。日本は同17日のカナダ戦が唯一の実戦となる。

　また、スアレス監督は今月下旬に韓国、ウズベキスタンと対戦する親善試合で守護神ナバスを休ませて控え選手を試す方針。FIFAランキングは日本の24位よりも低いE組最低の34位ながら着々と準備を進め、決して侮れない存在となりそうだ。