×

鹿島GK早川が上々のJ1デビュー「練習から自信を持って取り組んできた」

[ 2022年9月17日 07:29 ]

明治安田生命J1リーグ   鳥栖1―1鹿島 ( 2022年9月16日    駅スタ )

鹿島・早川
Photo By スポニチ

 鹿島の大卒2年目のGK早川友基(23)が上々のJ1デビューを飾った。ビッグセーブを連発して存在感を見せ付けたGK早川は「練習から自信を持ってとりくんできたし、いつチャンスが来ても良いように日頃から取り組んできた。あとはピッチで表現するだけだった」と振り返った。

 前半8分、ペナルティーエリア内で鳥栖・菊池が放ったシュートをビッグセーブすると流れに乗った。鹿島の6本に対し、鳥栖からは14本のシュートを浴びたが冷静に対応。前半34分に初失点を経験したが「J1相手にやれる部分と、もっともっと改善していかなくてはいけないところが明確に出た。練習から良い判断というところにこだわりたい」と前向きに語った。

 岩政監督からの信頼も厚い。早川はビッグセーブだけではなく、両足が使える利点を最大限に生かして組み立てにも参加するなど、持ち味を存分にアピール。指揮官は「彼が持っているものを出してくれた。これまでの鹿島にない形を見られたと思うし、それを作ってもらうための(先発の)狙いだった」と評価していた。

 試合に入る直前には、控えに回ったGK権純泰(38)から「リラックスっていうのと、いつも通りとか。あとは問題ないから自信持って」と声をかけられたと明かした。ベテランの一声で精神的に落ち着いたという早川。正GKの座を狙う23歳は「スンテさんの存在というのはお手本になっている。でも超えていかないといけない存在だし、もっと経験を積みながらもっと成長したい」と話していた。

続きを表示

2022年9月17日のニュース