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川崎F 柏に引き分け2試合連続ドロー 先制点の小林悠「内容よりも結果だと思っていた」

[ 2022年9月17日 21:55 ]

明治安田生命J1リーグ   柏1―1川崎F ( 2022年9月17日    三協F柏 )

<柏・川崎F>後半、シュートが決まらず悔しそうな表情の川崎F・小林(撮影・西海健太郎)
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 明治安田生命J1リーグは17日に各地で5試合が行われ、川崎Fは敵地で柏と引き分けた。前半38分にFW小林が12試合ぶりとなるリーグ戦ゴールを挙げて先制したが、後半に追いつかれ2試合連続のドロー。18日に札幌と対戦する首位・横浜との勝ち点差は「1」しか縮められなかった。

 1―1で引き分けた敵地の名古屋戦から中2日。過密日程の正念場で、小林が待望の先制点をもたらした。前半38分。FW宮城が縦パスを入れ、FW家長がDFに寄せられながらも粘って左前方へつなぐ。ペナルティーエリア内左で受けた34歳は、右足を豪快に振り抜いた。「内容よりも結果だと思っていた。ゴールを自分が決めなきゃ意味がないと思ってピッチに立った」。ボールはGKの手に触れゴール左へ。ネットが揺れると次々に仲間から祝福された。

 横浜とは試合前までの段階で勝ち点5差。勝ち点1でも多く詰める必要があった。だが後半、立ち上がりから柏の圧力を受け続けると、18分についに崩されて同点に追いつかれた。名古屋戦よりも縦パスの意識は増え、内容は改善。それでも先制して追いつかれる展開は、結果的には名古屋戦と一緒だった。

 鬼木監督は「連戦の中でしたけど、非常に気持ちのこもったプレーをしてくれた。先制することができたので、たたみかけるパワー(が足りなかったこと)だけが少し悔やまれる。自分のところでもっともっとパワーを出させてあげたかった」と悔やんだ。今後は中断期間に入る。「諦めずにとにかく戦い続けようと話している。一回休みに入るが、いい形で再スタートしたい」と3連覇への追い上げを誓った。

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2022年9月17日のニュース