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浦和がBGパトゥムに快勝して19年以来のACL4強進出 3戦5発の“絶好調男”モーベルグ強烈先制弾

[ 2022年8月22日 21:57 ]

アジア・チャンピオンズリーグ東地区の準々決勝   浦和4―0BGパトゥム(タイ) ( 2022年8月22日    埼玉 )

<ACL 浦和・BGパトゥム>前半、ゴールを決め酒井と喜ぶ浦和・モーベルグ(撮影・西海健太郎)
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 アジア・チャンピオンズリーグ東地区の準々決勝が行われ、浦和はBGパトゥム(タイ)に4―0で勝利し、準優勝した19年以来の4強進出を決めた。初優勝した07年からの東南アジア勢との対戦成績を9勝1分けとし、“不敗神話”を継続。25日の準決勝で全北(韓国)と激突し、西地区と争う決勝は来年2月19、26日にホームアンドアウェー方式で開催される。

 MFダヴィド・モーベルグ(28)の強烈な一撃が、2度のゴール取り消しという悪い流れをかき消した。前半32分、ペナルティーエリア外の左でパスを呼び込み、トラップで絶好の位置へ。左足を振り抜くと、ボールは相手GKの伸ばした左手をはじいてゴールネットに突き刺さった。これで18日のリーグ磐田戦から直近3戦5発。背番号10に相応しい働きぶりだ。さらに同42分には左CKからDF岩波拓也(28)が頭で合わせ、追加点を奪った。

 後半はゴールに迫られる場面こそ増えたが、堅い守備網で相手の攻撃をはね返した。すると同20分にMF小泉佳穂(25)が左足で勝負を決めるチーム3点目。中2日で迎える次戦を見据えて4選手を交代して迎えた同27分には、途中出場のMF明本考浩(24)が地力の差を見せつけるようなだめ押しのゴールで相手を突き放した。

 神戸が第1試合で敗れたため、日本勢の最後の希望として挑んだ。声出し応援可能席のチケット4500枚は1回戦に引き続いて完売。選手入場時にはゴール裏に「威風堂堂」という巨大なコレオグラフィーが掲げられるなど、ロドリゲス監督が「12番目の選手だと思っている」と話すサポーターの力強い後押しを受け、選手たちがピッチで躍動した。

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