フランスとの死闘制したヤングなでしこ池田監督「選手たちの頑張りに感動」U―20女子W杯コスタリカ大会

PK戦でフランスを破り、準決勝進出を決めたヤングなでしこイレブン（AP）
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　サッカーのU―20女子W杯コスタリカ大会は21日に準々決勝が行われ、大会2連覇を狙う日本はフランスと対戦し、3―3で突入したPK戦を5―3で制し、準決勝に進んだ。

　2―3で迎えた延長後半アディショナルタイムに、VARの末に与えられたPKを藤野が自ら決めて土壇場で追いつき、PK戦の末に勝利。劇的な展開で4強入りを決めた池田太監督は「今振り返ることができないくらい選手たちの頑張りに感動しています。私の未熟さで選手は混乱した部分があったかもしれない。選手に助けられた」と声を震わせた。

　勝因を聞かれると「最後まで諦めなかった選手たちの姿勢、運もあったし、そういったところでぎりぎりで勝利をつかむことができた」と振り返った。

　準決勝ではブラジルと対戦する。指揮官は「今日のパワーをブラジル戦につなげたい」と力を込めた。