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エトー超え濃厚に!マジョルカがFWムリキをクラブ史上最高額で獲得へ 昨季は久保とともに1部残留に貢献

[ 2022年7月22日 16:38 ]

昨季マジョルカで途中加入ながらチームトップタイ5得点を記録したコソボ代表FWムリキ(ロイター)

 スペイン紙マルカ(電子版)は22日、スペイン1部マジョルカがイタリア1部ラツィオからコソボ代表FWムリキ(28)をクラブ史上最高額の移籍金800万ユーロ(約11億円)プラス出来高で獲得することが濃厚になったと報じた。

 ムリキは今年1月にラツィオから6月末までの期限付き移籍でマジョルカへ加入。途中加入ながらチームトップタイ5得点を挙げるなど1部残留に貢献。同じ期限付き移籍での加入だった日本代表MF久保建英らが6月末で契約満了を迎えるなか、チームはムリキの残留へ向けラツィオと交渉を続けてきたが、ラツィオが要求する移籍金1200万ユーロ(約17億円)は高額だったため一時は獲得を断念。ムリキも自身の公式ツイッターで感謝と別れのメッセージを残していた。

 しかし、移籍先候補として有力だったベルギー1部クラブ・ブリュージュとの交渉が難航。ムリキもベルギー入りまでしていたが、結局はイタリアへ帰国することになった。

 同紙によると、そこで再びマジョルカがムリキ獲得へ向け動き、移籍金の減額に成功したもよう。今度は完全移籍での獲得となり、契約は2026年夏までの4年間で、移籍金800万ユーロ+出来高により最大950万ユーロ(約13億円)まで達する可能性があると報道。この移籍金はこれまでクラブ史上最高額だったカメルーン代表FWエトー(Rマドリードから720万ユーロで獲得)を超えることになると説明した。

 なお、ムリキは同日中にマジョルカの合宿地であるオーストリアへと到着するもよう。「無事メディカルチェックに合格すれば明日にはチームメートと一緒にいることになるだろう」と伝えた。

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