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W杯へ戦力底上げ図るカメルーン 元年代別フランス代表2選手を初招集 エトー会長が勧誘

[ 2022年5月14日 12:10 ]

カメルーン・サッカー連盟のサミュエル・エトー会長(AP)
Photo By AP

 サッカーのW杯カタール大会(11月21日開幕)に出場するカメルーン代表が13日、6月のアフリカ選手権予選に向けて選手34人を招集した。W杯のために戦力の底上げが求められる中、フランスの年代別代表経験がある27歳のFWエヌクドゥ(トルコ1部ベシクタシュ)と25歳のMFケメン(トルコ1部カイセリスポル)を初招集。フランス紙レキップなどによれば、元同国代表のエースで昨年12月にカメルーン・サッカー連盟の会長に就任したエトー氏が両選手に代表変更を求め、了承を得たという。

 26歳のMFヌチャム(イングランド2部スウォンジー)もフランスの元年代別代表。カメルーンのA代表で出場歴がないものの、過去に招集されたことがある。また、エトー会長は年代別代表の経験こそないが、やはりフランス出身で20歳のDFウー(フランス1部RCランス)も初招集に向けて説得。現役時代にバルセロナやインテル・ミラノなどで活躍し、アフリカ最優秀選手に4回選ばれた元スター選手の会長から後方支援を受け“不屈のライオン”がW杯で上位進出を狙う。

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2022年5月14日のニュース