名古屋は5試合連続勝ちなしの引き分け　長谷川監督「期待に応えられなかった。決めきる力を上げないと…」

明治安田生命J1第11節   名古屋1―1京都 （ 2022年5月3日    豊田スタジアム ）

＜名古屋・京都＞京都と引き分けた名古屋イレブン
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　新国立競技場ではJ1初開催となった4月29日のFC東京―G大阪に次ぐ3万7068人の観衆を集めたが、勝ち点1に留まった。長谷川健太監督は「ファミリー（名古屋サポーター）の皆さまの期待に応えられなかった。悔しい」とリーグ戦5試合勝ち星なしに唇をかんだ。

　内容は悪くなかった。前半36分にはFWマテウス・カストロが2戦連発となる直接FK弾。右サイドからニアを打ち抜く芸術弾で先制点を奪った。追い付かれた後も運動量は落ちず、カウンターやサイド攻撃で何度もシュートチャンスを演出。後半に失速して逆転をされた前節・磐田戦からは見違えるようなパフォーマンスだった。

　ただ12本のシュートで1点のみで、5試合連続複数得点なし。終了間際の得点機を逃した日本代表DF中谷進之介も「あれは決めなきゃいけなかった。力んでしまった」と反省し、指揮官は「何とか決めきる力をチームとして上げていかないと」と今後の課題を口にした。